日本の中のアメリカ
私の住んでいるところのすぐ近くには米軍基地があり、14日と15日の両日、フレンドシップ フェスティバルが開催された。
この両日は、普段は中に入ることのできない米軍基地の1部に入ることができるということもあり、毎年 大勢の人がフレンドシップフェスを訪れる。
私が横須賀に住んでいた時には、マンションのすぐ前の米軍基地で仕事をしていた。
ここでも同じくフレンドシップデーが開催されている。
毎回毎回思うのは、アメリカに憧れを持つ日本人の多さ。
もちろん、艦や飛行機を見るために訪れる人も多いけど、そのほかの人々は、アメリカへの憧れか、アメリカンサイズの、どでかいピザを買って帰ったり、アメリカのケーキを買って帰ったりと、日本にいながらの束の間のアメリカを味わって帰って行く。
今、私が住んでいるのは、米軍ハウスタウン。
周りはミリタリーだらけ。
そんな男性ミリタリーとの国際結婚を夢見る日本人女性たちも、周りには多く住んでいる。
そして彼女たちの多くは、米軍基地の中のフードコートで働いている。
休日などが日本の休日ではなく、アメリカカレンダーでの仕事になる。
広くて狭い、日本の中のアメリカで仕事をしていると、井の中の蛙になるのか、アメリカかぶれになるのかは分からないが、日本のニュースを知らない日本人女性たちも多い。
もっぱら、彼女たちはミリタリーとの国際結婚を夢見ているので、日本のニュースには興味がないのかもしれないけど。
平成から令和になることを知らなかった女性すらいる(笑)
私が
『平成は終わって、新しい年号になるんだよ』とその日本人女性に言うと
『えっ? なんで?』とぬかしてきた(笑)
アメリカ人との国際結婚を夢見るのは自由だが、
おい、おい、ここは日本だぞ(笑)