毎年恒例の
私の住んでいるマンションの横には保育園があり、うしろには幼稚園がある。
毎年、春になると恒例の、子どもたちのギャン泣きが。
新入園児たちの慣らし保育があり、慣れない環境や状況に子どもたちがギャン泣き。
その声を聞く度に私は
『ギャン泣きする体力が羨ましい』と思う。
泣くにも、寝るにも体力が要る。
あんなにお腹の底から何時間も泣ける『体力』が本当に羨ましい。
私クラスのオババになるとね、泣く体力なんてまったく無くなるのよ。
そんな体力があるなら温存しておきたい。
ギャン泣きする園児に対して、
体力があるうちに泣いておきなさい、と思うオババな私がおる。