ご先祖様
お盆ということで、ご先祖があの世からかえってくるという。
そして地獄の罐の蓋も開くとか。
私ね、子どもの頃から、ご先祖さまに感謝できないのよね。
それは私の生い立ちにあるのだけれど。
それが有る無しに関わらず、感謝できない。
なのでお墓参りには行ったことがほとんどなく。
最後に実家のお墓参りに行ったのも、もう30年以上も前で、それも仕方なく母を車で乗せて行っただけという。
そもそもなんでこの家に生まれてきたんだろう?と考えた時に、とても感謝できる状況でないというか。
なのでお盆とかどうでもいい、関係ない!と子どもの頃からずっと思っている。
そもそも私の実家と私では宗教観がまったく違う。
私の実家は熱心な仏教徒。
なので妹たちもみんな熱心な仏教徒。
私はというと、子どもの頃から仏教徒にはなりたいと思わない。
なので独自の宗教観が生まれたのかも知れない。
ちなみに仏教を否定しているワケではない。
日本では宗教の自由が認められているので、誰がどんな宗教を信仰しようと、私にはまったく関係ないし興味もない。
私の娘(高校生)と、ご先祖や宗教観について話すことがあるけど、彼女は彼女の宗教観があるので私はまったく否定はしない。
娘のご先祖に対する意識はというと、会ったことのあるご先祖には多少なりともお世話になっているので感謝できるが、会ったことのないご先祖には。。。らしい。
それはそれで娘の意見なので私はまったく否定はしない。
私がご先祖に感謝しないので、私の子孫も私のことは感謝なんてする必要はないと思っている。
それぞれの考え方を改めて知るきっかけになった『お盆』であった。