よく
『止まっていると死んでしまう』という言葉を使われることがある。

まさに私がそう。

私の場合は、同じ場所に2年以上住んでいるとメンタルがやられる。

半世紀近くの人生で30数回の引越し。
もちろん子どものころは家庭の事情での引越しだったけど、1度目の結婚で実家を出てからは自分の意志での引越し。

私、引越しが大好き！！！！！
大好きすぎて、周りの人々はドン引き(笑)

私、生きるために移動しているのよね。

私が育った北陸の某県は保守的で有名な県。
そして若くしての持ち家率も高い。

そんな北陸の某県に住む私の友達は
『そんなにあちこち引越ししてばかりで落ち着きがない』とか
『知らない土地で生活することに不安はないの？』と言う。

同じ場所に死ぬまで住むことが『落ち着き』とはまったく無関係だと思う。
そして知らない土地での生活が不安ではないか？と聞かれた時に、
『不安』のない人生なんてないと思うと私は言った。

どこで生活しても不安やストレスは逃れることができない。
なら私は同じ土地で過ごすことではなく、知らない未知の土地で過ごすことを選んだ。

まさに、動いていないと死んでしまう、止まっていると死んでしまう的な私。

私の知人の話。

この夫婦はそろって学校の先生。
そして小学2年生の、ひと言余計なことを言う娘がいる。

以前、10人くらいで外食に行った時、
自分の子どもの残り物を私たち家族に
『食べる？』とぬかしてきた。

あんたの子どもの残り物だよね？
で、なんで私たちがそんな残飯を食わなければならないのかしら？

持って帰ればいいじゃん！

そして自分がかじったパンも私たちに
『食べてみる？』とぬかしてきた！！！！！

もうね、ここまでくると吐き気しかしない。

なんてお育ちの悪い、ご家族なんでしょう。。。

もう、私たちはこの人たちとは一緒に食事することはないな。。。

と思い、この人たちとの縁も切った。

ムリムリムリーーーーーーーーーーーーー！

『食』に関して厳しく育てられた私。

それが世の中に出て、当たり前ではない人たちを多く見てしまい、かなりのショックだった。

まずは食べる物のシェア。

シェアを否定しているのではない。

大皿で出てきた料理や、バイキング(ビュッフェスタイル)などもあるので、そこは否定しているわけではない。

まずは自分が注文した料理をシェアする場合は、食べる前に別の新しい皿にとってする。

食べ始めてしまってからシェアなんてもってのほか。

ましてや今話題の
『ひと口ちょうだい』なんてことは私は絶対に言わない。

それが当たり前だと教育を受けていたから。

そんな教育を受けてきた私と私の幼馴染たち。

世の中に出て、
『ひと口ちょうだい』とか、自分の食べ残しを
『食べる？』と人にすすめてくる人の存在にひどく驚いた。

つづく